シルクバティック・ロングスカーフ/カーキー

↑2つ折りで撮影しています。
しなやかな風合いでスルっとサラっと。絹らしい素材感が持ち味のロングスカーフです。薄くて滑らかな肌触りで、首の周りをやさしく包んでくれます。手作業で蝋(ろう)を塗って柄を描く「ろうけつ染め」の技法は、近代的なプリント染めより前から行われている、バティックの古典的な技法。昔から受け継がれている作り方の布です。
ハンドメイドのろうけつ染めバティックはとても高価。バリ島のお土産物店で数万円で売られている物も珍しくありません。このロングスカーフは、フリンジ付近のストライプ部分に染めムラがあるなど、完璧なクオリティーではないため、シルク100%ですがリーズナブルな価格になっています。



シルクバティック・ロングスカーフ/カーキー
1枚 2,000円(税込2,160円)
品番:bi-220
58cm x 185cm(フリンジを含むサイズ)
シルク100%
インドネシア製

お手入れはクリーニング店にご依頼ください。ご自宅でお洗濯をする場合は、中性洗剤を溶かした水に浸けて、優しく泳がすように振り洗いをしてください。揉み洗いや、洗濯機のご使用はしないでください。脱水は軽く数秒程度、アイロンは当て布をして中温でかけてください。水濡れや摩擦で多少色落ちする事があります。デリケートな素材のため、僅かな糸のツレが見られる事があります。



布の染めたくない部分に蝋(ろう)を塗って防染処理をし、そのあとに染料で染める技法。染色後に蝋を溶かして取り除くと、蝋の部分だけが染まらず、模様が浮き出ます。
蝋は薄く塗られるため割れやすく、その部分に染料が浸透してひび割れ模様が生まれることがあります。また、厚手の布では蝋が繊維に僅かに残って、生地がバリっとした風合いになる事があります。(このページで販売しているスカーフは、とってもソフトに仕上がっています。)東南アジア各地のバティックは、元はろうけつ染めで柄が描かれていました。現在の大量生産品のバティックはプリントによる染めが主流ですが、今でも完全ハンドメイドのろうけつ染めにこだわった物も作られています。